議会リポート

2009年3月27日

梶川 みさお

議案第50号宝塚市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について、社民党議員団を代表して反対の討論を行います。

さきに提案された内容を早急に見直し、また低所得者枠の拡大や県事業の前倒し事業等評価できる部分もありますが、以下のような問題点は解決されていません。

    1. 昨年7月に県の発表があったにもかかわらず、障害者等各団体や市民に対しての説明を十分に行っていないこと。また、内容を決定してから説明するということですが、市民の声を十分聞かない行政運営はとても民主政治とは言えません
    2. 経済的に閉塞している社会情勢にかんがみて、今後助成対象者の増加が予想されるにもかかわらず、その人数を予算に計上せず、その計画を市議会に提示するなど、丁寧さに欠ける計画であること
    3. 市民と市が同様に負担をすることは望ましいが、3年後には負担は市民のみの負担となること

などの点において、到底対象市民の理解を得ることができるとは言いがたいと考えます。

このような理由から、私たち社民党議員団は反対をいたします。

以上で討論を終わります。