議会リポート
2007年12月7日
大島 淡紅子
請願第15号「沖縄戦」をめぐる教科書検定意見の撤回を求める請願を紹介議員を代表しまして、説明をさせていただきます。
請願者は、宝塚市○○○、○○○の○○○さんです。
請願の趣旨は、本年、文科省が2008年度から使用される高等学校の日本史の教科書の中で沖縄戦における集団自決の記述について、日本軍による命令、強制、誘導等の表現を削除、修正させました。これに対して、沖縄県議会を初めとして沖縄の全市町村議会も、それから全国でも多数の県議会、それから市議会では15市議会が意見書を提出。それから1市議会が決議文を議決されました。また、9月29日超党派による沖縄県民大会には11万人もの参加がありました。この県民大会では、高校生が参加して発言したんですが、私たちは本当のことを知りたいだけですというふうに発言をされていました。本当にそのとおりだと思います。
請願の項目といたしまして、宝塚市議会は、高等学校日本史教科書において削除・修正した「日本軍による命令・強制・誘導」等の表現を回復させるよう、国会と政府に意見書の提出を求めますというものです。
しかるべき委員会で審議いただきまして、沖縄県民大会のように党派を超えて採択いただきますよう、よろしくお願いいたします。