議会リポート

2010年9月28日

大島 淡紅子

請願第64号5・28日米合意の見直しを求める沖縄県議会及び那覇市議会の意見書の尊重を求める意見書を日本政府に提出することを求める請願を、紹介議員を代表いたしまして説明いたします。

請願者は○○○さん、○○○さん、○○○さんです。

請願の趣旨です。政府は5月28日、米軍普天間基地の「移設先」を沖縄県の名護市辺野古崎地区ほかにすることを明記した「日米合意」を共同発表しました。この日米合意に対し、6月7日に那覇市議会、そして7月9日には沖縄県議会において、日米合意の見直しを求める意見書がそれぞれ全会一致で採択されました。

沖縄県議会の意見書では、県民の生命、安全及び生活環境を守る立場から、政府が県民の思いに真摯に対応するとともに、日米共同発表を見直すよう強く要請する。

それから、那覇市議会の意見書では、沖縄県民の総意を踏みにじる県内移設の日米合意に激しい怒りを込めて抗議、撤回を強く求めるという内容の意見書に対してでございます。

地方自治の本旨は、住民意思を実現することです。戦後65年間一貫して過重な基地負担を強いられている沖縄県民の心情に思いをはせ、地方自治の本旨及び宝塚市非核平和都市宣言の理念を尊重する立場から、以下請願をいたします。

請願項目といたしましては、日本政府に対して、米軍普天間基地移設の日米合意の見直しを求める沖縄県議会及び那覇市議会の意見書の尊重を求める意見書を提出してくださいというものです。

しかるべき委員会に付託の上、全会一致で請願を通していただきますようによろしくお願いいたします。